縦に長いランディングページをキャプチャしようとして、何十回もスクロールしながら分割してスクリーンショットを撮り、画像編集ツールで繋ぎ合わせた経験はありませんか?あるいは、競合他社のWebページをベンチマークするために、画像を一つずつ右クリックして保存した退屈な作業を覚えているでしょうか?
Webプランナー、マーケター、デザイナー、ブロガーであれば、このような作業は想像以上に頻繁に繰り返されます。しかし、適切なツールを使用すれば、これらすべてのプロセスはURLを一つ入力するだけで解決します。
この記事では、VivoldiのWebサイト全体画面キャプチャ機能を中心に、高度な設定の活用法からモバイル画面キャプチャ、画像の一括抽出まで、実務ですぐに使える方法を段階別にご案内します。
この記事を最後までお読みいただくと、以下の知識を得ることができます。
- スクロールせずにWebページ全体を一度にキャプチャする方法
- 画面の途切れ問題を完全に解決するブラウザの高さ設定法
- PCとモバイルの画面を同時にキャプチャする方法
- Webページ内の画像を一度に一括ダウンロードする方法
- 高度な設定(レンダリングモード、Retina、遅延キャプチャなど)の実践的な活用ヒント
なぜ一般的なキャプチャツールでは不十分なのか?
ブラウザの標準キャプチャ機能やオペレーティングシステムの画面キャプチャショートカットキーは、現在画面に見えている領域のみを保存します。縦に長く広がるランディングページ、ニュース記事、ショッピングモールの詳細ページを完全に収めるには、どうしてもスクロールしながら複数回に分けて撮影し、繋ぎ合わせるしかありません。
ブラウザの拡張機能を使用する方法もあります。しかし、拡張機能は特定のサイトでキャプチャが途中で途切れたり、動的に読み込まれるコンテンツを正しく取得できなかったりすることが非常に多いです。特に無限スクロールや遅延読み込み(lazy loading)が適用されたページでは、空白の領域がそのままキャプチャされる問題が頻繁に発生します。
モバイル画面のキャプチャはさらに面倒です。PCで作業中、モバイルのレスポンシブレイアウトがどのように見えるか確認するには、直接スマートフォンを取り出してアクセスするか、開発者ツールを開いてエミュレーションする必要があります。この過程で別途保存するのも容易ではありません。
VivoldiのWebキャプチャツールは、このような不便さをサーバーサイドレンダリング方式で解決します。直接ブラウザを開いてスクロールする代わりに、サーバーでChromiumまたはFirefoxエンジンを通じてページ全体をレンダリングした後、画像に変換して提供する方式です。したがって、ユーザーとしてはURLを入力し、ボタンを一つ押すだけで作業が完了します。
基本的な使い方:URL入力だけで全画面キャプチャ
VivoldiのWebキャプチャツールの基本的な使い方は非常にシンプルです。サイトにアクセスすると、広いURL入力欄が最初に目に入ります。ここにキャプチャしたいWebページのアドレスを貼り付け、確認ボタンを押すだけです。それですべて完了です。
数秒から数十秒以内(ページの複雑さにより異なります)に、キャプチャ結果がプレビュー画面に表示されます。プレビュー画像が小さく見え、画質が低く見えるかもしれませんが、これは画面表示用に縮小されたものに過ぎません。
実際のダウンロードを進めると、ページのオリジナル解像度そのままの高画質画像が保存されます。プレビューの品質だけを見てがっかりしないようご注意ください。
無料プランでは一度に1つのURLを処理でき、料金プランをアップグレードすると最大10個のURLを同時に一括キャプチャできます。入力欄の下部に表示される1 / 10 URLsという表記がまさにこれを示しています。繰り返し複数のページをキャプチャする必要がある方であれば、アップグレードを検討する価値のある機能です。

高度な設定を完全マスター:6つの主要オプション
基本的なキャプチャだけでもほとんどの状況は解決します。しかし、一部のサイトではキャプチャが不完全になったり、希望する形式で保存されなかったりする場合があります。その際、高度な設定を展開して詳細なオプションを調整すれば、ほぼすべての状況に対応できます。高度な設定には合計6つの主要な項目があります。
1. 画面レンダリングモード(Chromium / Firefox)
デフォルト値はChromiumです。Chromeベースのエンジンで、現代のほとんどのWebサイトを正常にレンダリングします。ただし、まれに特定のサイトがセキュリティポリシーやアクセス権限の問題でChromium環境で開かなかったり、レイアウトが崩れて見えたりする場合があります。その際、レンダリングモードをFirefoxに変更すれば、別のエンジンでの迂回アクセスが可能になります。
実務ではまずChromiumで試し、エラーや不完全な結果が出た場合にFirefoxに変更して再試行する方式が効率的です。両方のエンジンをサポートしている点は、ブラウザの拡張機能方式と比較した際の、Vivoldiが持つ構造的な利点の一つです。
2. ブラウザの高さ(Auto / 手動設定)
この設定は、画面の途切れ問題を解決する重要なオプションです。デフォルト値はAutoで、ページの実際の高さを自動的に検出します。しかし、JavaScriptで動的コンテンツを読み込むサイトや、スクロールイベントに反応するページでは、Autoモードがページの実際の全体の高さを正確に認識できない場合があります。このような場合、キャプチャ画像の下部が途切れたり、ページの一部が欠落したりします。
解決策は簡単です。ブラウザの高さを手動で直接入力すればよいのです。ページが非常に長い場合は、10,000pxや20,000pxのように十分に大きな値を設定してください。もちろん、設定した高さが実際のページより長くても余白ができるだけでコンテンツが途切れることはないため、余裕を持たせて設定することをお勧めします。入力欄下部のヒントの文言(💡 背景画像が表示されない場合は、ブラウザの高さを手動で調整してください)も同じ文脈です。
3. 画像の品質(自動 / 手動)
デフォルト値は自動で、キャプチャ結果のファイルサイズと画質のバランスを自動的に調整します。ファイルサイズを小さくしたい場合は品質を下げ、印刷用やポートフォリオのように最高の品質が必要な場合は、手動で最大品質に設定できます。
4. Webサイト接続モード(デスクトップPC / モバイル)
この機能は特にデザイナーやプランナーに役立ちます。デフォルト値はデスクトップPC(FHD)で、フルHD(1920×1080)解像度を基準としたデスクトップレイアウトでページをレンダリングします。ここでスマートフォン(モバイル)モードに切り替えると、実際のモバイルデバイスでアクセスした時と同じレスポンシブレイアウトでページがレンダリングされます。
たとえば、競合他社のWebサイトのモバイル版デザインを分析したり、自社のWebページのモバイルレイアウトを点検したりする際、スマートフォンを取り出す必要なく、PCから直接モバイル画面をキャプチャして保存できます。同じURLをデスクトップモードとモバイルモードでそれぞれキャプチャしておけば、レスポンシブデザインの検証資料としても活用しやすくなります。
5. 保存フォーマット(JPGなど)
デフォルト値はJPGです。一般的なWebリファレンスの収集や共有の目的であれば、ファイルサイズに対する画質の面でJPGが効率的です。透明な背景が含まれたキャプチャ結果が必要な場合や、より鮮明なテキストのキャプチャが必要な場合は、サポートされている他のフォーマットを選択できます。
6. 遅延キャプチャ(ページ読み込みエラー時に使用)
デフォルト値はロード後1秒遅延キャプチャです。ページがブラウザにロードされてすぐにキャプチャすると、まだレンダリングが完了していない画像やフォント、動的要素が空白の状態でキャプチャされる可能性があります。遅延キャプチャ時間を設定しておくと、読み込み完了後一定時間待ってからキャプチャします。
広告バナー、動画サムネイル、スライダーのように非同期で読み込まれる要素が多いページであれば、遅延時間を2〜3秒に増やしてみてください。逆に軽く速い静的ページであれば、遅延時間を減らしてキャプチャ速度を高めることができます。

ボーナスオプション:Retinaモードと特定領域キャプチャ
高度な設定の下部には、チェックボックス形式の2つの追加オプションがあります。基本的な6つの設定と一緒に知っておくと、さらに精密なキャプチャが可能になります。
Retinaモード(画素を2倍に増やして高解像度画像として保存)
Retinaモードを有効にすると、キャプチャ画像のピクセル密度が2倍に高まります。一般的なモニターの解像度基準でキャプチャする時より2倍鮮明な画像を得ることができ、印刷物の制作、高画質なポートフォリオの収集、緻密なUI検証作業に適しています。ただし、画像ファイルのサイズもそれに比例して大きくなるため、単なる参考用であればデフォルト値を維持する方が効率的です。
特定領域キャプチャ(Query Selector)
ページ全体ではなく、ヘッダーバナー、特定のセクション、製品カード領域のように希望する特定の要素のみをキャプチャしたい場合は、このオプションを使用します。CSSのQuery Selector構文を活用してキャプチャ対象の要素を指定できるため、開発者やHTML/CSSに慣れた方に特に便利な機能です。たとえば.product-detailや#main-bannerのようにクラスやIDを指定すると、該当の要素だけがきれいにキャプチャされます。
実践的な活用シナリオ:こんな状況で使ってみてください
機能を一つずつ見てきたので、ここからは実際にどのような状況で活用できるのか、具体的なシナリオで見ていきましょう。
シナリオ1:競合他社のランディングページベンチマーク(マーケター)
競合他社の新規プロモーションページがオープンしました。構造やコピー、画像の配置を分析し、チームと共有する必要があります。URLをVivoldiに貼り付けて確認ボタンを押すと、縦に長いランディングページ全体が1枚の画像として保存されます。デスクトップモードとモバイルモードの2つのバージョンでそれぞれ保存しておけば、レスポンシブ戦略の分析資料としても活用できます。
もしキャプチャが途中で途切れる場合は、高度な設定でブラウザの高さを手動で余裕を持って設定してください。レンダリングエラーが発生した場合は、Firefoxモードに切り替えてみるのも一つの方法です。
シナリオ2:レスポンシブWebデザインの検証(Webデザイナー)
新しいサービスページがデプロイされました。モバイル画面でレイアウトが崩れていないか確認する必要があります。VivoldiでWebサイト接続モードを「スマートフォン(モバイル)」に設定してキャプチャすれば、実際のスマートフォンでアクセスした時と同じレスポンシブレイアウトの全体画面画像を得ることができます。
スマートフォンなしでも、開発者ツールを開かなくても、素早く確認できます。
シナリオ3:リファレンス画像の一括収集(プランナー / ブロガー)
デザインリファレンスサイトやショッピングモールの詳細ページから複数の画像を収集する必要があります。この時、Vivoldiの画像抽出器機能を活用すれば、該当ページに含まれるすべての画像をクリック一度で一括ダウンロードできます。
右クリック保存を何十回も繰り返す作業と比較すると、時間が劇的に短縮されます。
シナリオ4:ニュース記事の全体アーカイブ
重要なニュース記事やお知らせを記録として残す必要があります。リンクだけ保存しておくと、後で原文が修正されたり削除されたりする可能性があります。URLをVivoldiでキャプチャしておけば、当時のページ全体画面を画像ファイルとして永久に保管できます。
Retinaモードを有効にすれば、テキストがさらに鮮明に保存されます。

画像抽出器:Webページ画像の一括ダウンロード
Webキャプチャ以外にVivoldiが提供するもう一つの便利なツールが、まさに画像抽出器です。Webキャプチャがページ全体を1つの画像として保存するものだとすれば、画像抽出器は該当ページに挿入された個別の画像を元のファイル形式で取得する機能です。
特にショッピングモールの詳細ページのように製品画像が複数枚並んでいるページ、ポートフォリオギャラリー、画像中心のブログ記事から画像を収集する際に効果的です。従来の方法であれば、各画像の上で右クリック→「名前を付けて保存」を何十回も繰り返さなければなりません。画像抽出器を使用すれば、このプロセスが一度のクリックに圧縮されます。
業務効率の側面から見ると、Webスクレイピングや画像保存作業にかかる時間を90%以上短縮できます。
もちろん、著作権のある画像の場合は個人の学習や内部での参考用途のみに活用すべきであり、商業利用の際には原著作者の許可が必要です。

Vivoldi Webキャプチャ、こんな点にご注意ください
VivoldiのWebキャプチャ機能は確かに便利ですが、使用前に知っておくべき制限事項や注意点もあります。
- ログインが必要なページ:会員専用コンテンツやログイン後にのみアクセス可能なページはキャプチャできません。サーバーから非ログイン状態でアクセスするためです。
- 動的インタラクションページ:マウスオーバーやクリックイベントでのみ表示されるコンテンツ(ドロップダウンメニュー、ポップアップなど)はキャプチャ結果に含まれません。
- 一括キャプチャ:無料プランでは一度に1つのURLのみ処理できます。同時に複数のURLを処理するには料金プランのアップグレードが必要です。
- プレビュー品質:キャプチャ直後に表示されるプレビューは、表示目的で縮小された画像です。ダウンロードすれば元の解像度で保存されるため、プレビューの品質で判断しないでください。
- 背景画像の欠落:CSSのbackground-imageで挿入された背景画像が見えない場合は、ブラウザの高さを手動で設定すると解決することが多いです。
ブラウザの拡張機能方式と比較すると、Vivoldiはインストール不要でオンラインですぐに使用でき、レンダリングエンジンの切り替えやモバイルモードのエミュレーションのような高度な機能を提供している点が強みです。ただし、完全に自動化された反復作業や大量処理が必要な環境では、API連携や有料プランの活用がより適している場合があります。
段階別要約:初めてのユーザー向けクイックガイド
初めて使用する方のために、最も早い始め方を段階別にまとめます。
- Step 1:VivoldiのWebキャプチャツールのページにアクセスします。
- Step 2:URL入力欄にキャプチャしたいWebページのアドレスを貼り付けます。
- Step 3:基本設定のまま、まずは確認ボタンをクリックします。
- Step 4:キャプチャ結果が出たらプレビューを確認し、ダウンロードをクリックします。
- Step 5:画面が途切れたり背景が見えなかったりする場合は、高度な設定を展開し、ブラウザの高さを手動で設定して再試行します。
- Step 6:モバイルレイアウトが必要な場合は、Webサイト接続モードをスマートフォン(モバイル)に変更して再度キャプチャします。
- Step 7:高画質キャプチャが必要な場合は、Retinaモードを有効にしてください。
おわりに:反復作業から抜け出し、本質に集中しましょう
Webリファレンスの収集、競合他社の分析、レスポンシブデザインの検証、コンテンツのアーカイブ。これらすべての作業の共通点は、コア業務ではなく準備作業であるという点です。価値ある分析と創造的な作業により多くの時間を注ぐために、反復的で機械的なキャプチャ作業はツールに任せる方が合理的です。
VivoldiのWebキャプチャツールは、別途プログラムをインストールすることなく、ブラウザから直接使用できるオンラインベースのツールです。基本的な使い方はURL入力だけで十分にシンプルであり、高度な設定を通じて厄介な状況でも希望する結果を得ることができます。
まだ使用したことがない方は、今すぐ試してみてください。よく訪れるWebページを一つ選び、URLを貼り付けてみるだけでも、このツールの価値をすぐに体感いただけるはずです。
この記事がお役に立ちましたら、同じ不便さを経験している同僚やチームメンバーにもぜひ共有してみてください。
皆様はWebキャプチャ作業をどのような方法で処理していますか?コメントでお知らせいただければ、より良いヒントでコミュニケーションをとることができると思います。
Webページ全体のキャプチャ、今すぐ始めてみましょう!
インストール不要、URLを一つ入力するだけで完了。VivoldiのWebキャプチャツールを無料で体験してみてください。